クレーン作業における安全対策
浜松市を中心に鳶・鉄骨工を行っている、株式会社 山一興業です。
今回はクレーン作業における安全対策を紹介します。
安全対策は機械についている安全装置や保守・点検など多岐にわたります。
その中でも「合図」を少し深掘りしたいと思います。
クレーンオペレーターは単独で作業をするのではなく、合図者と一緒に作業をします。
移動式クレーン運転士の資格取得でも、「運転技術と運転のための合図の基本作業」が求められています。
ちなみに合図者は特に資格は必要ないです。
ただし、合図法を熟知する必要があります。
現場作業で行われる合図は多様な現場環境に合わせて複数手段が用意されています。
・手による合図法
・笛による合図法
・旗による合図法
・声(無線)による合図法
声(無線)が距離感などスムーズに作業を行えますが、現場作業で無線が混線することもあります。
手や旗でもクレーン車の移動やフック、ブームの指示が行えます。
中でも「声(無線)による合図法」は独特なものがあります。
・巻き上げ→(コ)ゴーヘイ
・巻き下げ→(コ)スラー
・ジブ上げ→オヤゴーヘイ
・ジブ下げ→オヤスラー
・少し移動→チョイ、チョイチョイ
「親」はクレーンのジフ部分で、「コ」はクレーンのフック部分をさします。
「ゴーヘイ」はgo ahead、「スラー」はslack awayの略と言われています。
当社は現場作業を安全第一で進めています。
浜松市をはじめとした静岡県で鉄骨工事・鉄筋工事の相談は、ぜひ当社までお願いします。